現役コスプレイヤー(?)が語る、デジタル一眼初心者向けカメラ-CANON-(再掲)

おはようございます☆TAROです!
現役コスプレイヤーです!誰が何と言おうと現役です・・・・。

はい今回は、コスプレ初心者の方がまず、

「コスプレ楽しー!もっといっぱいコスプレしてみたい!!」

ってなった後、

「やっぱりちゃんと写真撮りたいなー」
「でもカメラマンさん知り合いいないし・・・」
「もういっそ自分たちで撮り合いしたらいいじゃん!」
「でもカメラないよね・・・買うしかない・・・」
「カメラって何選んだらいいの??」
「高いよね・・・・」

ってなったのが3、4年前のTAROですね。
ということで、きっと気になってる方も多い筈!!な、カメラの事を少しご紹介したいと思います。

(あくまでも、コスプレイヤー目線として、私の意見になりますので、全く違うご意見の方ももちろんいらっしゃると思いますが、一意見としてご理解頂けましたら幸いです。)

TAROが参考にしたのはデジタル一眼を所持している友人の意見やお写真、ネットでも使い易さや写り方などを調べ、懐状況と照らし合わせた上で購入に至ったのが、Canon社からエントリー(言わば入門)モデルとして発売された

EOS kiss X5

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従来の EOS kiss シリーズと大きく変わった点が、液晶画面の角度調整が可能な

「バイアングルモニター」

の搭載。

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液晶モニターが約180度回転させられる為、ライブビュー撮影(ファインダーを覗かずに、実際に撮影する映像を見ながらシャッターボタンが押せる)が進化し、コスプレイヤーさんが大好きな「寝っころがり撮影」が従来の方法よりも格段と安易になり、三脚レイヤーさん(カメラマンなど無しに三脚でセルフで撮影する人)にも、撮影画面が撮られる側にも向けられるようになった為、試し打ちしてから立ち位置や画面調整などをしなくてもライブビューを見ながら撮りたい構図で撮れる、と莫大な指示を得ました。

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(寝転がり撮影イメージ図。高い位置からの撮影が可能なので、大人数の寝転がりや、足元まで入れたい時にはこのようにすると撮りたい構図で撮れたりします)

目からウロコでしたね!(好きですねこの表現)

お値段も当時5万程度と、社会人としては払えない金額では決してなかったですし、何より友人が撮ってくれるお写真(EOS kiss 前シリーズ)や、SNSに投稿される”X5″で撮影されたお写真がとても綺麗だったので、割と即決で決めました。

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因みにこちらが、TAROが三脚とバイアングルモニターを駆使して自宅で撮影したお写真(恥
この写真はいい写真とは言い難いですが、構図を確認しながら撮影できるので、短時間で撮影ができます。

そして次にすぐ欲しくなったのが、

「単焦点レンズ」と「交換フィルター」

◼︎単焦点レンズ
単焦点とは読んで字の如し、焦点距離が決まっているレンズのことです。
つまりはズームなど、アップで撮ったり引きで撮ったりがカメラ側で変更できないレンズの事。

被写体を自分が撮りたいサイズで撮影するには、自分が近づいたり離れたり移動して構図に収まるように調整します。

一見不便そうに聞こえますが、背景ボケを強くできるこのレンズは、街中での撮影(周りの人物をぼかしたい)や雰囲気のある写真を撮影するには、簡単に設定できるレンズだったりします。

CANONマウント(CANONに付けられる)の単焦点レンズでは安価な物も純正で発売されており、1本1万円しないとレンズ市場では破格の値段設定も魅力的。

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※単焦点レンズで撮影した風景写真(撮影:TARO)

◼︎交換フィルター
レンズの先に取り付けるフィルターのことで、キラキラした写真や、ふんわりしたショットを意図的に作ることが可能になるのが「交換フィルター」。UV吸収や減光フィルター、カラーフィルター等もあり。
レンズ口径さえ合わせればマウントは関係ないのと、レンズそのものに比べるとかなり安価なので、ついつい数種類集めてしまいます。

砂や埃の多い場所(海など)での撮影時に抑えておきたいのは「保護フィルター」
砂や埃がレンズに直接着くのを防いでくれるので、高価なレンズが傷つきにくくなります。
レンズも割れにくくなるので、是非全レンズに装着して置きたいフィルターです。

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ちなみに交換フィルターは重ねて付けられる仕様になっているので、保護フィルターの上にクロスフィルターをつけたり、などもできます。
是非自分の好みの仕上がりになるよう、フィルターで調整してみては?

私が未だ愛用している “EOS kiss X5” は、既にメーカーでは生産中止ラインですが、市場にはまだまだ出回っている大人気機種で、新シリーズが続々と登場している為、昔よりも更に安価で手に入れることが可能です。
検索ですぐ出てきますので、是非先生に “EOS kiss X5” で調べてみて下さい。
ムービー撮影も可能なので、TAROが「踊ってみた」やステージ等の動画撮影は殆どこのカメラで行っています。

しかし、今TAROがおすすめしたいのは同シリーズ次世代の “EOS kiss X7i” をおすすめしたいと思います。
最新シリーズは “X8i” が既にリリースされていますが、さすがに新シリーズは市場的に多少お高くなっているので・・・

EOSkissX7i

“X6i”からは液晶画面がタッチパネル形式となり、設定は全てボタン操作で行わないと行けなかった前シリーズと変わり、変更したい設定ボタンをタッチするだけで、変更が可能となりました。
意外にこのボタン操作が難しいのですよね。

「どのボタンを押したらどの設定を変えられるのか。」

覚えるまで少々時間がかかります。これも「一眼レフ持ってるけど、設定がまったく弄れないからオート設定で写真撮ってる」なんて、ちょっと勿体無いなーなんて、思わずにはいられない方もいらっしゃったりする原因だったのじゃないでしょうか。

そんなお悩みもタッチパネルでかなり解消されました。

また、ライブビュー撮影では焦点を合わせたい箇所をタッチするだけで被写体をロックし、ズームなどもスワイプなどで設定が可能。レンズ自体のズームや絞りをいじらず自動で設定してもらえるという、初心者には有難い機能なのです、タッチパネル液晶!!VIVA!!

一点、ご注意頂きたいのが、”X7” と “X7i”。
X5以降は、バイアングルモニーターがついているシリーズには”i”が付いており、”i”の付いていない製品はバイアングルモニターではない仕様となっています。(その分高機能)

コスプレイヤーさんが趣味として購入するカメラとしては、TARO的にはこの辺で全く問題ないと考えています。
勿論、懐に余裕があるのならば、ハイアマチュアモデル、プロフェッショナルモデル等に手を伸ばしてみるのも良いのでは!と思いますが!

さぁ、カメラが揃いました。
あとは撮影するだけですね!

TAROが撮影時に気をつけている事は、

「ピント。色味。明るさ」
「レイヤーさんの衣装やウィッグ、メイク(つけまつ毛が取れていたり)等」
「他者や余計な物の写り込み」

の他に

「水平線」

を合わせる事、でしょうか。

カメラのマニュアルモードでの基本的な操作方法や撮影時気をつけている事等はまたいずれ・・・
機会があればご紹介していけたらと思います。